気温が35℃以上だと「猛暑日」ということになるそうで,観測記録から年間の猛暑日を数えたら,大正・昭和期に比べて平成・令和期は猛暑日が3倍ぐらいになってるそうです。確かに,昭和46年(1971年)生まれの私からすれば,小さい頃は暑くても30℃前後であって,35℃を超えることは滅多に無かったように思うので,記録は記憶を裏付けていることに,思わず首肯しました。
で,今年はその年間猛暑日の日数が記録を超えるような勢いの暑さが続くそうで,毎日毎日,「暑いですね~」「たいへんな暑さですね~」「命に関わりますね~」「こりゃマズい暑さだわ~」と,挨拶する度に同じことばかり繰り返してるのにうんざりしました。
そこで,小さい頃(昭和)が懐かしいなぁ,昔は良かったよね,(本当は)暑くても30℃前後なんだよね,と嘆くのは止めて,もはや日本の夏は40℃前後だと思うことにしました。それが今の「本当」です。で,一度そう思えば,まぁ,暑さなんてこんもんだと思えます。
無論,地球温暖化だとか脱炭素化だとか原発だとかウクライナ戦争だとか,世界規模・地球規模で今すぐにでもなんとかすべきことは山積みであり,そう思うと,次世代の人たちに申し訳ない気持ちが最近してきて,気が気でないわけで,できることがあれば何かすべきだとは思います。
が,とりあえず,毎日生きている身として,目の前の暑さをどうしのぐかもまた,私自身としては重大であることから,今日から私は,「日本の夏は30℃」から「日本の夏は40℃」へと再定義(認知的に再評価)し直すことにしました。
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