先日の10月13日(日),かの有名な「武徳殿」(日本で最古の演武場)の横にある京都市武道センター主競技場にて,第51回全日本杖道大会が開催されました。「二段の部」に出場しまして,おかげさまでなんとかベスト4に入りました。優秀賞(全日本は,三段までは決勝戦を行わない)まであと一歩でした。
順位的にはあと一歩ですが,まだまだ全く修業は足りません。足りないところだらけです。たぶん,勝ってしまっては増長して稽古もおそろかになりましょうが,負けてますので,足したいところが満載です。課題はたくさんありますから,これでまた,稽古が一段と楽しくなりそうです。早く稽古をしたくてたまりません。
今回ペアを組んだ白谷さん(日本武道館・武道学園)と,試合後に記念撮影。白谷さんとは20歳以上?年が離れてますので,五十路過ぎのオジサンとしては,若者の足を引っ張らないよう,なんとか頑張りました(笑)。しかし,相変わらず,緒戦は緊張します。緊張しすぎてガチガチの引落打。白谷さんの太刀の先にガチンと当たって,危うく空振りするところでした。いやぁ危ない危ない。
大会の様子です。京都市武道センターは,今回初めて行きました。東京武道館よりも狭かったですね。けっこう古い昭和な建物でした。
試合(大会)は,飽くまで,日々良い稽古をするための単なるキッカケに過ぎません。せっかく出るわけですから無論,勝つように稽古します。ここでいう「勝つ」というのは,単に対戦相手との優劣を競って,少しでも相対的に優れることを求める,ということではなく,杖道として正しい動作や正しい理合を体現するという武道的な理想へと少しでも近づく,ということを意味します。ですので,勝とうが負けようが本質的にはどうでもよく,試合まで,そして試合後に,いかに良い稽古,充実した稽古を日々送れるかが重要です。なので,都大会に続き,今回の全日本大会も,とても良いキッカケになりました。
来年は埼玉だそうです。是非また出たいと思います。
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