2025年4月6日

ブライトバーン/恐怖の拡散者

(原題:Brightburn)(アメリカ,2019)

うひょ~。恐ろしいや~。まさに宇宙から降ってきた恐怖の大王。スーパーマンのブラックパロディホラー。そうだよね,そうなるよね,普通,ひ弱な少年がそんな特別な力を持ってたら,そうなってもおかしくないよね~。

最後に流れるビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」が妙に切ない。90分間,口を開けっ放しで見入ってしまった。残酷大魔王降臨。

しかし,副題の『恐怖の拡散者』ってのはイマイチだよなぁ,何だよ「拡散者」って(笑)。別に何にも拡散してないし。主題の『ブライトバーン』は舞台となる街の名前だから,これだけじゃよく分からないので,邦題に副題が付いていて良いんだけど,どうせ副題付けるなら,なんかもっと良いのはなかったのかね。

★★★★


メサイア・オブ・デッド(メシア・オブ・ザ・デッド)

(原題:Messiah of Evil)(アメリカ,1973)

ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は1968年で,『ゾンビ』(Dawn of the Drad)は1978年。

赤い月が昇るとき,その街の住人は目から血を流し,ゾンビと化す。って話だけど,全体にのったりまったりしてて,全然怖くない。



2025年4月4日

2025年3月30日

宇宙の彼方より

(原題:The Color out of Space)(ドイツ,2010)

H.P.ラブクラフトの同名小説の映画化。SFホラー。2019年に,ニコラス・ケイジ主演でも映画化されてます(『カラー・アウト・オブ・スペース ─遭遇─』)。

ドイツの片田舎に謎の隕石が落ちた後から,農作物は奇妙な果実を付け,虫は巨大化し,やがて土地は荒廃し,動物も死に絶え,近くに住むガードナー家も家族が一人また一人と壊れていく。

2019年のニコラス・ケイジの方は,紫色を中心にいろんな原色が気持ち悪く配色されてましたが,こっちの2010年のドイツ映画の方は全編白黒映画。ただし,宇宙からの色だけ紫色。また,こっちの方は,単にガードナー家の不運を描いてるのではなく,過去にあったガードナー家の事件(第二次世界大戦前のドイツ)を事件の目撃者が現在の時点から物語る,という設定。最後の場面で,それに少し味付けも。

★★


2025年3月29日

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

(原題:Everything Everywhere All at Once)(アメリカ,2022)

コインランドリー店の平凡な妻エヴリン。ちょっとボケかかった父親ゴンゴン,優しいだけで頼りない夫ウェイモンド,多感な年ごろで反抗的な娘ジョイといった家族とともに,店の経営と納税にあえぎながら汲々と暮らしている。そんなとき,別の並行世界(アルファ・バース)から跳んできて夫に乗り移った”アルファ・ウェイモンド”が,エヴリンに,すべての並行世界に危機が迫っている,その危機を救うのは君だ!!と強引に導こうとする。さっぱり意味が分からないエブリン,さあ,どうする?どうなる?

ってな話で,下ネタも含めたギャグ満載で,人生のあらゆる可能世界(分岐する無数の並行世界)を跳び回りながら,母親と娘の葛藤をテーマに,たぶん時間的にはたったの1日半ぐらいの間に繰り広げられる,壮大な宇宙的戦いを描いた冒険SFカンフー活劇。

母娘の葛藤と夫婦愛・家族愛がテーマですが,まぁ,それはそれとして,いろいろと分かりやすいオマージュ満載で,下ネタが露骨で下品で,ギャグもバカバカしいところはいかにもアメリカB級映画っぽさを出しながら,しかし一方で,映像的には綺麗で,カンフーアクションもキレがあって上質です。そういうギャップもあえてメタに狙っていて,単なる低予算B級おバカ映画ではない,面白い映画でした。が,葛藤と愛のテーマについては,あんまり感動しなかったなぁ。ミッシェル・ヨー主演。

★★★


2025年3月21日

ザ・ドメスティックス

(原題:The Domestics)(アメリカ,2018)

第三次世界大戦?で世界中に毒ガスが振りまかれた後の無政府状態のアメリカ。関係の冷え切った離婚寸前の夫婦が,暴力的な無法者集団(シーツ,ネイラーズ,ギャンブラーズ)の襲撃を掻い潜り,奥さんの実家へと向かう。

アメリカ人にとっては,銃が日常に存在する社会で,けっこうこういうバイオレントな無政府状態はリアリティがあるんだろうなぁ。リアル・マッドマックス。そんなマッドマックスな世界で生き残るために,夫婦は銃をぶっぱなして「適応」していく中で,二人の愛を取り戻す。愛をとりもどせ!!YouはShock!

★★★


2025年3月20日

きさらぎ駅

(日本,2022)

要するに「世にも奇妙な物語」だね。映画としては,まぁ,どうなのかなぁ。イマイチかな。テレビの単発ドラマとしてなら,まぁ。

★★


三河雑兵心得 拾五 関ケ原仁義(上)

井原忠政 2024 双葉文庫

秀吉薨去。伏見の徳川と大阪の豊臣,いよいよキナ臭くなってきました。茂兵衛,家康の側近として奮闘!

次巻が待ち遠しいなぁ。次はいつ出るんだろう?



2025年3月19日

リバイバル 妻は二度殺される

(原題:The Phone)(韓国,2015)

これは面白かった!韓国SFサスペンス。

逆恨みの絶えない敏腕弁護士のコ・ドンホは,ちょうど一年前,自宅に押し入った強盗に妻のヨンスを殺された。仕事も辞め,犯人探しに明け暮れていたが,中学生の娘のことも考え,そろそろ仕事に復帰することに。そんなとき,まさに妻ヨンスが殺された時間の少し前に「ヨンス」から電話がかかってきた。最初は誰かのいたずらかと思ったが,どうやら,1年前の<過去>から電話がかかっているようだ!そのことに気づいたドンホは,なんとか妻を助けようと必死に状況を説明するが,犯人は執拗に追いかけてくる。

いやぁ,見ている間,ずっとハラハラドキドキ。さてどうなる?この後どうなる?・・・観ていてずっとヒヤヒヤしてました。これは面白かったです。

でも,邦題は良くないな~(笑)。なんだよ「リバイバル」って?(笑)でもって,副題の「妻は二度殺される」って(笑)。ううむ,まぁ,メタに見れば二度殺されるようなことになるわけですが,しかし,そこはこの映画の本質ではないからなぁ。あと,主題の「リバイバル」ってどういう意味で付けてるんだろう。「やりなおし」って意味なのかな?謎です。むしろ,この映画のポイントはスマホの電話だから,原題は「電話」だもんね。強いて言えば,「過去からの電話」だね。

★★★★


2025年3月17日

サンクスギビング

(原題:Thanksgibing)(アメリカ,2023)

スラッシャー映画。復讐の連続猟奇殺人鬼映画。2もやるみたいなので,どんなものかと思って,なんとなく観ちゃいました。

★★