井原忠政 2020 双葉文庫
渥美は植田村の百姓・茂兵衛(17歳)の出世物語第一巻。茂兵衛はとある理由から村にいられなくなり,六栗村の領主・夏目次郎左衛門吉信の小者(戦の時は足軽)として仕えることに。時はまさに三河一向一揆。夏目党は一向側で,岡崎の国守・松平家康側と対立することに。さてどうなる?
これはこの後も面白そう!現時点で第十四巻まで出てます。
井原忠政 2020 双葉文庫
渥美は植田村の百姓・茂兵衛(17歳)の出世物語第一巻。茂兵衛はとある理由から村にいられなくなり,六栗村の領主・夏目次郎左衛門吉信の小者(戦の時は足軽)として仕えることに。時はまさに三河一向一揆。夏目党は一向側で,岡崎の国守・松平家康側と対立することに。さてどうなる?
これはこの後も面白そう!現時点で第十四巻まで出てます。
キム・ジヘ(著) 尹怡景(訳) 2021 大月書店
名著です。必読書でしょう。差別の問題,マイクロアグレッションの問題について考えたい人は絶対に読んだ方が良い本です。日本語訳も,とても読みやすいです。
これと併せて読むと良いのは,前にも書きましたが,
・中島義道 『差別感情の哲学』
・木村草太 『「差別」のしくみ』
・池田喬/堀田義太郎 『差別の哲学入門』
ですね。いずれも,私たちがいかに「差別をするつもりがなくても,実は差別をしている(助長・強化している)」か,ということに気づかされる良書です。
私たちは,差別はいけないことだと分かっているし,差別のない世界になって欲しいと願っています。しかし,そういうつもりでも,自分の認識の中に深く染み込んだ差別的な社会構造の影が,知らず知らずのうちに滲み出て,他者を意図せず傷つけていることがある,ということに自覚的にならなければなりません。
すべてに気付くことができないかもしれないですが,そういうことがあるという意識をもって常日頃から過ごすことで少しでも差別的な言動を減らすことも必要だし,多くの人がそうしたことに敏感になることが差別的な社会構造を変えていく力になりうると思います。
だからと言って,委縮して自己の言動を抑制するのではなく,自己を俯瞰して眺め,他者に対して謙虚であることが,自覚への第一歩かなと思います。ただそこで,配慮しているつもりがむしろ差別になっているのではないか,ということにもメタに気づいていくことが必要です。
こうした一連の良書を読めば,単に謙虚に配慮しさえすれば良いのではなく,果たしてその言動がどのような影響を他者に及ぼすのか,まさにメタな視点からのセルフモニタリングが大切であることに気づかされます。
(原題:Tusk)(アメリカ/カナダ,2014)
なんだこれ(笑)。「タスク」は,「牙」という意味ね。
なんだか胸糞悪いわ~。なんか話も薄いしなぁ。サイコ野郎につかまってセイウチにされるゲス野郎。とりあえず,どうなるのか観たいから最後まで観てしまった。胸糞悪くするために徹底的にゲスに作ってるわけね。人の不幸を笑うやつは自分も不幸になるぜ。
おっさんになったハーレイ・ジョエル・オスメントが,主人公の相棒として出てます。
★
中島義道 2001 講談社学術文庫
1995年刊の単行本の文庫本版。執筆当時,著者は48歳。
なぜ今,これを読んだかと言うと,勤め先の大学で退職する先生が残していった本を無料配布していたので,なにか面白そうな本でもあるかなと漁っていたら見つけたので,もらってきた,というわけです。
これ,たぶん,昔読みました。研究室の本棚をよく探したらどこかにあるはずです(今日,これから探してみます)。
しかし,そう思うと,(単行本か文庫本か覚えていないですが)若い頃に読んだ当時,著者の印象はずっと年配のイメージでしたが,その年齢を今の自分はとっくに過ぎてしまいました(笑)。48歳か~,若いなぁ~。中島義道氏,現在,77歳。
【追記】大学の研究室の本棚を調べたところ,読んだことがあったのは1998年刊の『哲学の道場』という本でした。