(原題:SHAZAM!)(アメリカ,2019)
久しぶりにまた観ました。続編の『シャザム!神々の怒り』(2023)を観ようと思って。やっぱり面白い。観ていて飽きない展開。
ところで,最後に続編を匂わせるエンディングになってますが,続編が公開されるのにちょっと時間が経ってるのは,もしかしたらコロナのせいかね。
★★★
(原題:SHAZAM!)(アメリカ,2019)
久しぶりにまた観ました。続編の『シャザム!神々の怒り』(2023)を観ようと思って。やっぱり面白い。観ていて飽きない展開。
ところで,最後に続編を匂わせるエンディングになってますが,続編が公開されるのにちょっと時間が経ってるのは,もしかしたらコロナのせいかね。
★★★
(原題:Bad Frank)(アメリカ,2017)
うううむ,どうなんだろう。微妙だなぁ。
昔,相当に危ないブチギレ野郎だったけど,断酒会で知り合った看護師のジーナと出会い,更正して真っ当な暮らしをしていたフランク。両親とは絶縁状態だが,5年の断酒生活で,ようやく父親と会って話ができるように。そんなときにふと,昔の悪党仲間ミッキーと出会ってしまう。
なんか中途半端なんだよね。監督は,このフランクという,自己制御できない幼稚なブチギレ野郎を,どう描きたかったんだろうか。いっそ,ナメ殺映画にしてしまえば良かったんじゃないか。せっかく真っ当に生きてたのに,悪党にちょっかいかけられて,どうにも我慢できなくて,酒飲んでスイッチオン,とかで良かったんじゃない?酒飲む前から,ときどき小ギレするし,とうとうバーのあんちゃんをボコスコにしちゃうし,いやいや正体明かすのまだ早いでしょ,ここで中途半端にスイッチオンしたら,後半の盛り上がりをどう持っていくのさ,と観ながら心配してたけど,案の定,なんとなく微妙な終わり方。
邦題のサブタイトルは何なんだろうね。『不完全な男』ってどういう意図で付けたんだろう。原題のBad Frankは,良いタイトルだよね。「悪いフランク」です。真っ当に暮らしてる表の「善いフランク」の内側に潜む裏の「悪いフランク」。まともな人間になりたかったんだ,俺は。
途中,薬を2種類飲んでいる,っていう下りがある。2つとも頭痛薬だとフランクは言うけれど,看護師のジーナはなんで頭痛薬が2種類なの?と疑問に思う。ただ,冒頭で,この薬が切れるんだよね。診察も再来週にしか受けられないから手に入らない。すると,イライラがだんだん表に出てくる。何らかの抗精神病薬とか,そういう意味なのかね。
★★
(原題:Old Man)(アメリカ,2022)
これはなかなか面白かった。思わず見入ってしまった。
山奥の掘っ建て小屋に一人で住む老人。そこに,道に迷った一人の青年が訪れる。孤独な老人は極端に疑り深い。青年は,そんな老人に殺されるんじゃないかと気が気でない。それでも,奇妙な話をし続ける老人と少しずつ打ち解け始め,お前はどこで生まれた,なぜここに来たかとあれこれ尋ねる老人に,青年は怯えながらも自分の身の上話を始める。
主演は,『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラング。基本的に全編,老人と青年の二人芝居。何なんだこの話は?一体どうなるんだ?と,始終,目が離せません。アマプラの評価はなぜか低いけど,僕は好きだなぁ,こういう映画。筒井康隆的ブラックSF。
★★★
(日本,2014)
超有名な漫画『寄生獣』(岩明均,アフタヌーンKC)の映画化。漫画の方は,読んだような読んでないような(たぶん,最初の方だけ読んだんだろうなぁ)感じだったので,映画の方を観ました。面白かったです。
そもそも,エイリアンなの?漫画の方は,空から降ってくるんだよね(なんとなく覚えてる)。しかし映画の方は,降ってきてないよね?(海からぶくぶく出てきたぞ)
そこんところが,まぁ,あれか。大気や海洋を含めた地球上の環境を汚染する人間の活動が生み出した,的な?あくまで,地球圏内の出来事として,循環システムの中で生じてることなんだよ,的な?
今度,時間があったら漫画の方の冒頭も観てみよう。
★★★