「クトゥルフ神話」のH.P.ラヴクラフトの小説は読んだことがなかったのですが,無論,その名は耳にしているわけで,いつかは読みたいと思いつつ,なんとなくハードルが高いと感じていました。
と,そう思っていたら,たまたま,『映画秘宝』か何かで,ラヴクラフトの小説を漫画化しているものがあることを知り,早速,一冊購入して読み始めました。まず買ったのが,『異世界の色彩(The Color out of Space)』(田辺剛,ビームコミックス)。
こりゃすごい。凄い画力。緻密だし,気持ち悪いし,不思議な絵だし,怖い。楳図かずおや日野日出志とはまた違う描写の荘厳さ。今のところ出ている残りの9巻を全部買ってしまいました(全10巻)。
ちなみに,人間椅子の『宇宙からの色(The Color out of Space)』は,ラヴクラフトの引用だったのね。
そしてさらに2019年には,ニコラス・ケイジ主演で『カラー・アウト・オブ・スペース:遭遇』として映画化されてます。ポスターからしてぶっ飛んでます。話としては,心身ともに徐々に病んでいくというものなのですが,主演がニコラス・ケイジだから,その狂いっぷりは凄まじいだろうなぁ。観たい。
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