身体を練る,言葉を練る,心を練る
瀬戸賢一 2017 ちくま学芸文庫
瀬戸先生の『時間の言語学』(2017)を以前に読んで,その独特の語り口(文章)から広がるレトリックあるいはメタファーの世界,そこから展開する哲学的な世界は非常に面白かった。この本はそれ以前に書かれた本の文庫化(一部書き下ろしを加えて)ですが,独特の文章は相変わらず。内容も,メタファーにまつわる基本的な話が平易に書かれていて,入門書としても最適。この文章のように授業をしてるのかと思うと,こういう先生の授業を受けられる学生は本当に幸せだと思う。
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