(原題:Uncle Peckerhead)(アメリカ,2020)
原題を直訳すれば,『ペッカーヘッドおじさん』。この方が良いだろう。『ファイナル・デッド・ツアー』だと「最後の死のツアー」だけど,本編そもそも,最後じゃなくて最初だぞ。
それに,『ファイナル・デッド〇〇〇』のホラーと言えば,『ファイナル・デスティネーション』シリーズでしょう。間違えます。あ,間違えるのを狙ってるのか。しかし,狙わなくてもいい佳作です。そのまま『ペッカーヘッドおじさん』の方が良い。
3人の売れない素人バンドが,どうしてもプロになりたくて,ツアーを組んで出発することに。しかし,肝心の車が借金の肩代わりに持っていかれてしまい,まずは車を探すことに。大きなバンの持ち主である初老の大男が,運転手として雇ってもらうことを条件に,一緒にツアーに出発することに。男の名前は「ペッカーヘッド(変わった人)」。「ペックと呼んでくれ」と,男。気さくである。良い人なのである。しかしこのペックおじさん,真夜中の12時になると,30分間だけ,人肉を食らう怪物と化す。ツアーバンドの運命やいかに!
★★★
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