佐久間修・橋本正博 編 2021 有斐閣
「刑法」について,とても分かりやすく,読みやすく,とても勉強になりました。
「刑法入門」といったような教科書を何冊か買って読んでみましたが,法学部の授業の教科書に使うような教科書はやっぱり難しい。というか,教科書ってホント,読んでいてつまらないよね(笑)。読み物じゃないからしょうがないんだろうけど。別に刑法に限らず,心理学の教科書も同じ。ちょっと前に認知言語学に俄然興味があって,認知言語学の教科書もいろいろ買って読んだけど,やっぱり読んでいてあんまりワクワクしないし,読みにくいことが多い。読んでいて疲れる。それが「教科書」。
その点,この本はいわゆる教科書ではないです。一般の読者に向けた,刑法の総論と各論を分かりやすく紹介・説明しています。刑法のざっくりとした全体像を知るのにおすすめです。
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