(原題:Doors)(アメリカ,2021)
突如,砂鉄で覆われてるような不気味な壁が世界中のいたるところに出現する。多くの人間がこれに引き寄せられ,引き込まれ,帰ってこない(ごくたまに生還する人もいる)。人類はこれを「ドアーズ」と呼び,調査を開始する。この物体は一体なんだ。
この未知の物体「ドアーズ」をテーマに,短編4つでつなげた映画。Lock Down / Knockers / Lamaj / Interstitialsの4編。悪くない。設定は面白い。でも,最初のLock Downが実はちょっとイマイチ。ここで観るのを止めないで,もう少しだけ見続けると,まぁそこそこ面白い。
どうでも良いようでどうでも良くない気がするのが,この最初のLock Downの主人公の高校生がずっと口を開いていて(まぁ,そういう顔なのか,そういう演技なのか,よく分からないけど),それがどうしても気になってしかたがない。口を開けていると,これから何かをし始めるのかとか,何かを言おうとしているのかと思ってしまう。でも全然何かをするわけではない。話と関係ないところでは,是非,口は閉じよう。
ちなみに,ポスターからは,何か近未来SFのような,あるいは,宇宙での惑星もののようなイメージを与えますが,全然違います。でかでかと中央に描かれてる人や,振り向いてる人なんか,特に主人公ってわけでもないし(笑)。
★★
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