1回戦敗退。
思うところはいろいろありますが,足りないところは多々あり。清々しいぐらいの負けっぷり。とにかく,あれこれと足りませんでした。身体的にも精神的にも。身体と心。まだまだ全く,修業がなってません。稽古あるのみ。一から稽古し直し。
つまり,逆に言えば,収穫もまた多々あり。何が足りないか。現段階で見える範囲で,足りないところに気づくことができました。
四段~七段の決勝まで見ました。スピード,パワー,気迫はもちろん,そこに正確さ,キレ,安定感がある。そして,剛と柔。線と円。概して,美しい。私に足りないものがたくさんありました。全然,足りてません。
勝つ人は勝ちます。常に勝つ。圧倒的に勝つ。それは,日々の稽古・鍛錬の積み重ね。正確さ,キレ,安定感は,ひたすらに稽古をしてきた蓄積だと思う。思いたい。ああいう,正確な杖筋と太刀筋,キレのある杖裁きと太刀裁き,姿勢や重心の安定感は,むろんセンスや才能もあるだろうけれど,むしろ,ただひたすら愚直な稽古の継続と蓄積なのではないだろうか。そう信じて稽古あるのみ。
試合を稽古の糧にしていくこと。それが武道で試合をする本来的な意味だから,稽古に活かさなければ試合をする意味もなし。ますます稽古したくなりました。そう思うと,負けたのに楽しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿