(原題:The Man who Killed Hitler and then the Bigfoot)(アメリカ,2018)
思わずまた見てしまった。3回目。これ,傑作だと思います。何回見ても面白い。
第二次世界大戦。出兵で最愛の恋人と離れ離れになり,戻ってきたときには,すでに恋人は若くして亡くなっていた。やがて長い年月が過ぎ,白髪の老人となった男は,閉店間際までいた場末のバーで,ガラスに映る年老いた自分の姿を見て,深いため息をつく・・・。
まず,「ヒトラー」と「ビッグフット」の組み合わせが秀逸。タイトルで思いきりB級感を漂わせつつ(笑),国家の都合に翻弄される男の悲哀を丁寧に描いている。そして,ナメ殺。ヨタヨタした老人だと思ってナメて襲ってきたチンピラ強盗三人を瞬殺。人類滅亡を救う最後の望みは,かつて,天才的な語学力と追跡能力を買われ,歴史の裏側でヒトラー暗殺を完遂させた伝説の老兵に託される。
なお,細かい下りはやっぱり(配信用に?)編集(カット)されてるところがあるかなぁ。帽子屋のところで,抜きん出た語学力を仄めかす,婚約者とのやりとりがあったような・・・。
★★★★

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