(原題:Apocalipse Z: The beggining of the End)(スペイン,2024)
人間を凶暴化するウィルスが蔓延しつつある世界。妻を交通事故で亡くしたマネル。一足先にカナリア諸島へ避難した姉(旦那が軍人)から,避難所も危ないからと示唆され,ロックダウンされた街にそのまま居残ることに。やがて食料も尽きかける・・・。
ゾンビ映画の醍醐味の一つは,機能が完全にストップした現代の街でどうサバイブするかにあるわけですが,この映画もそこんところの,機能停止した街の様子やサバイブ具合もまぁまぁな出来。スペインゾンビ。まぁ,ただ,ゾンビ映画によくありますが,何か月も機能停止してるのに,登場人物たちの身なりはずいぶん綺麗です。そこは映画。
それから,最愛の妻を亡くした経緯だとか,かわいがっている猫と逃げるところは,多少のアクセントにはなってるけど,ゾンビサバイバルとはあんまり関係ない(笑)。ゾンビから逃げて生き延びるだけじゃ話としてはよくある話なので,そんなサブストーリーもかませてあるんだろうけどね。だったら,なんかもっと,妻の生前の言葉が九死に一生を得るヒントになるとか,相棒の猫が「ここぞ!」というときに活躍すれば良いのにね。
主人公マネルの武器は,趣味のダイビングで使う銛(もり)です。だからダイビング用のウェットスーツ着用↓。
★★
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