2025年3月12日

ザ・クリエイター/創造者

(原題:The Creator)(アメリカ,2023)

面白かった~。

人間とAI(を搭載したアンドロイド)とが共存する世界。しかし,西側(欧米側)は,AIの暴走を危険視して,AIを排除・抹殺する政策を取っている。一方,ニューアジア側は,人間とAIが共生する生活を送っている。

ジョシュア(ジョン=デヴィッド・ワシントン)は,欧米側からニューアジア側に送り込まれた潜入捜査員。AIの創造主「ニルマータ」を捜し出すことがミッションだ。しかし,欧米側の強硬作戦のせいで,ニューアジアで妻となって自分の子どもを宿していたマヤを失ってしまう。

欧米側は,ニルマータの抹殺を目的に,巨大兵器モナドで攻撃を続ける。ニルマータ抹殺作戦には,モナドを破壊する威力を持つとされているニューアジア側の「兵器」の発見も含まれている。ここで,かつて潜入捜査をしていて,ニューアジアに精通しているジョシュアが,再び作戦参加に呼ばれる。マヤが生きているかもしれないという情報をもとに,ジョシュアは作戦に参加する。

渡辺謙が,ニューアジアのゲリラのAI司令官ハルンとして出てます。ニューアジアの描写が,主に日本っぽさを中心にして,東南アジア辺りまでごっちゃな感じになっていて,非常に良いです。都市や田舎の風景,巨大兵器モナドの攻撃,アンドロイドの造形や動きなど,どれも綺麗で(クリアで)よくできていて,観ていて気持ちが良い。

★★★★


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