(原題:Escape from New York)(アメリカ,1981)
監督はジョン・カーペンター。原題を直訳すれば『ニューヨークからの脱出』かな。
時は近未来(1981年からすれば1997年は近未来)。犯罪が激増して収監する囚人が増えたために巨大な刑務所となったニューヨークのマンハッタン島。マンハッタン島に収監されたものは二度と外に出られない。島の中は,犯罪者たちの魔宮と化している。
そんな島に,大統領の乗ったエアフォースワンが墜落。脱出ポッドに乗った大統領は,一命は取り留めたものの行方不明。政府は,新たに収監されることになった凄腕の元特殊部隊,スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)と取引をし,罪をすべて恩赦する代わりに大統領を救出することを命じる。
この次の年,ジョン・カーペンターとカート・ラッセルのコンビで,例の『遊星からの物体X』(1982)を作ってますね。同じコンビで,スネーク・プリスキンの続編『エスケープ・フロム・L.A.』(1996)ってのがあります。
今観ると,機械やら装置やら道具やらが古臭くて,全体にモッサリしてるけど,でも,マンハッタン島に住む犯罪者たちの奇妙な服装や行動はパンチが効いています。
★★★
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