(日本,2019)
第1作から50周年となる2019年に製作された,第50作。大人になって小説家になった満男は,数年前に亡くなった妻の法事の日,なぜか初恋の人・泉のことを夢見る。すると,自分の著書のサイン会の会場(本屋)で偶然,泉と再会することに。
亡き妻のこと,娘のこと,初恋の人のことを思うたびに,かつて,いつでも自分の味方になってくれた頼もしいおじさん,寅次郎のことを思い出す。
満男の記憶は寅さんシリーズを見てきたファンの記憶であり,さくらや博や満男とともに年を取ったファンは,まるで家族や近所の人のように,一緒に寅さんの生きていた昔を懐かしむ。
『男はつらいよ』は,全作は見てませんが,好きでそこそこ見てます。自分が生まれた年(1971年)とだいたい重なっているので,時代背景や風景やセットやテーマなどを懐かしめます。そんな「寅さん」なので,ようやく本作を見ることができました。
★★★
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