(原題:Shutter Island)(アメリカ,2009)
マーティン・スコセッシ監督,主演レオナルド・ディカプリオ。時は1954年。孤島にある,精神を病む凶悪犯罪者を収容する病院。レイチェルという女性患者がいなくなったため,連邦保安官のテディとチャックが島にやってくる。
なるほど,そういうことか~。これはよくできてるね。映画らしい映画。面白かったです。
★★★★
(原題:Shutter Island)(アメリカ,2009)
マーティン・スコセッシ監督,主演レオナルド・ディカプリオ。時は1954年。孤島にある,精神を病む凶悪犯罪者を収容する病院。レイチェルという女性患者がいなくなったため,連邦保安官のテディとチャックが島にやってくる。
なるほど,そういうことか~。これはよくできてるね。映画らしい映画。面白かったです。
★★★★
河野啓 2024 フォレスト出版
最近,自民党の裏金問題で落選したヤンキー先生「義家弘介」氏。彼が,存在の根幹であるはずの教師をやめて政治家に転身した時に,「え?あれ?そっち?しかも自民党?」と違和感を抱いていましたが,この本を読んでようやく腑に落ちました。やっぱりそういうことだったのね。この3月でとうとう政界を引退するそうです。まぁ,政治家は性に合ってなかったんじゃないですかね。著者の河野氏も感じるところがあるでしょう。
新城道彦 2023 新潮選書
朝鮮王朝建国から現代(南北分断)までの600年の歴史を,政治の主導権争いと周辺諸外国からの侵略という二面から描いた本。文章を書くのが苦手,なんて「あとがき」で書いてますが,何をおっしゃる,非常に読みやすい文章であり,また,単なる事実を順番に羅列するだけの「教科書」的なものではなくて,当事者の心情のようなものも歴史的証拠から挟み込んでいて,読み物として非常に面白かったです。さすが「サントリー学芸賞(思想・歴史部門)」受賞作!非常に勉強になりました。
(原題:Escape from New York)(アメリカ,1981)
監督はジョン・カーペンター。原題を直訳すれば『ニューヨークからの脱出』かな。
時は近未来(1981年からすれば1997年は近未来)。犯罪が激増して収監する囚人が増えたために巨大な刑務所となったニューヨークのマンハッタン島。マンハッタン島に収監されたものは二度と外に出られない。島の中は,犯罪者たちの魔宮と化している。
そんな島に,大統領の乗ったエアフォースワンが墜落。脱出ポッドに乗った大統領は,一命は取り留めたものの行方不明。政府は,新たに収監されることになった凄腕の元特殊部隊,スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)と取引をし,罪をすべて恩赦する代わりに大統領を救出することを命じる。
この次の年,ジョン・カーペンターとカート・ラッセルのコンビで,例の『遊星からの物体X』(1982)を作ってますね。同じコンビで,スネーク・プリスキンの続編『エスケープ・フロム・L.A.』(1996)ってのがあります。
今観ると,機械やら装置やら道具やらが古臭くて,全体にモッサリしてるけど,でも,マンハッタン島に住む犯罪者たちの奇妙な服装や行動はパンチが効いています。
★★★