(原題:Nekrotoronic)(オーストラリア,2018)
邦題はイマイチ。原題の「ネクロトロニック」のままでも良いと思う。ちゃちいタイトルほど内容は薄くない。まぁまぁ良い映画。アクションも,悪魔や幽霊の造形や演出も,物語の設定も悪くない。
人間の魂を吸い取る悪魔(デーモン)と,それを退治するネクロマンサー(魔術師,悪魔ハンター)との戦い。現代の悪魔はネットに入って人間の魂を吸い取る。だから戦いの舞台はときどきネットを経由するわけだけど,実際は魂が移動するときにネット経由するぐらいで,バトルはリアル。だから,サイバー・ゴースト・セキュリティなんて,ちゃちい邦題つけずに,どうせ横文字にするならそのまんま「ネクロトロニック」(ネクロマンサーとエレクトロニックの合成語だろうね)で良いのに。その方が,「何これ?」って思うしね。「サイバー・・・」じゃ,ねぇ。
一番良いのは,主人公に憑りつく悪霊。主人公の親友(仕事の相棒)が殺されちゃうんだけど,主人公の魔術力でもって,不可抗力で悪霊になって主人公に憑りつくわけなんですが,これがなかなか良い味出してます。
★★★
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