(原題:The Happning)(アメリカ,2008)
おお,怖い。これは怖い。
ある朝突然,自殺者が急増。ニューヨークのセントラルパークで人々が次々に自らの命を絶ち始めた。やがてその異変は周辺へと広がっていく。
原因は不明。神経毒を使った化学テロか,原子力発電所の物質が漏れたか,はたまた政府の陰謀か。高校教師のエリオットは,恋人のアルマと,友人のジュリアンとその娘ジェスとともに,フィラデルフィアへと向かう列車に乗るが,途中の田舎駅で止まってしまう。ジュリアンはプリンストンに残した妻を探しに,ジェスをエリオットとアルマに託して行ってしまう。エリオットとアルマとジェスは,親切な夫婦とともに車に乗って逃げることに。
エリオットは,様々な状況から分析するに,おそらく原因は植物ではないか,植物が発する何らかの化学物質が原因で神経がやられて異常行動を始めるのではないか,という説に落ち着く。しかもそれは,人が多く集まるところで反応するようである。とにかく,人のいないところ,いないところへ逃げるべし。だがしかし・・・
脚本・監督は,M・ナイト・シャマラン。この人は,奇想天外な映画作るよね。『ノック 終末の訪問者』(2023),『ヴィジット』(2015),『シックス・センス』(1999)。
★★★
0 件のコメント:
コメントを投稿