(原題:Deliver Us from Evil)(韓国,2020)
韓国ノワール・アクション。スピード感があって,見ていてあっという間でした。主人公のインナム(ファン・ジョンミン)も良いけど,敵役のレイ(イ・ジョンジェ)が色んな意味でキレまくってていいわ~。あと,タイトルが良いよね。これ,新約聖書の「主の祈り」(マタイによる福音書6章9節~13節)の一節らしいですね。
元は国家の情報部に所属していたインナムだが,拷問など違法な手法が仇となり部署は解散。逃亡して殺し屋稼業に身を落としていたが,これが最後の仕事と請け負った,日本のヤクザの親分コレエダを東京で暗殺。大金をもらって南の島へと高跳びしようと思っていた矢先,かつての恋人ヨンジュの死を知らされる。さらに,ヨンジュには,行方不明になっている9歳の一人娘がいることも。
娘を探しにタイのバンコクへ向かうが,一方,コレエダの弟であり,狂暴で残忍な殺し屋レイが,兄貴の敵を取るために,執拗に追いかけてくる。
ところで,暗い感じのサスペンス映画やたばこの煙が漂うようなふた昔前の時代設定の映画なんかで「ノワール」ってよく言うけど,「ノワール」って正確にはどういう意味なんだ?と改めて思ったので,調べてみました。
【ノアール(フランス noir)】《ノワールとも》 1 黒。暗黒。 2 多く複合語の形で用い,暗黒の,正体不明の,不正の,などの意を表す。(デジタル大辞泉)
【フィルム・ノワール(film noir)】フランス語で<暗黒映画>の意だが,アメリカの犯罪映画,あるいはハードボイルド映画をさすアメリカの映画用語である。(改訂新版 世界大百科事典)
なるほど~。
★★★

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