2017年1月16日

タイチー再体験

ホノルルより帰国しました。半年ぶりのスティーブのタイチーでした。当のスティーブは,たまたま喉風邪にやられていて,しゃがれ声で辛そうでしたが,ムーブメントは変わらず,ゆったりとした流れの中で味わうことができました。


これは,ワイキキコミュニティセンターに貼ってあったチラシです。今回,短期間の滞在でしたので月曜日と水曜日の2回だけの稽古でしたが,それもあってか,特に頼んだわけでもなく,両日とも套路をフルでやってもらいました。おそらく気を遣ってくれたのだと思います。普段なら,冒頭のところを中心に繰り返し練ることが多いのでなかなか全容をすべて流すことはないのですが,ありがたいことです。

恒例になってきましたが,今回もまた最後にツーショット写真を撮りました。


時間と費用がかかりますが,またいずれ習いに行く機会があればと,願っています。

帰国して書店(紀伊國屋)に立ち寄りましたら,「空手と太極拳でマインドフルネス」が並んでいました。おそらくスポーツや格闘技のコーナーに並んでいると思います。スティーブの教えを,空手の師である小林真一先生や故・西田稔先生の教えと交えながら,マインドフルネスをキーワードに,こうやって稽古してみてはどうかという,大人の稽古を提案しています。

どうぞ一度手にとって,パラパラとページをめくってみていただけるとありがたいです。

2017年1月6日

ホノルル参り

今月中旬にまた,タイチー(太極拳)の師であるスティーブのところに行き,稽古して参ります。

ここ数年は,楊式の套路の最初の部分や左右対称の十式を繰り返す,もしくは起勢だけをひたすら繰り返す,といったシンプルな稽古をしていますので,スティーブに習った套路を通してすることはないですが,武術の稽古はつい自己流になりがちなので,こうしてときどき機会を得て,師の術(動きの質)を習いにいくのは大切だと思います。

今回はほんの短い時間ですが,十分に習ってきたいと思います。

新刊「空手と太極拳とマインドフルネス」には,スティーブの教え(言葉)そのものや,スティーブの稽古から感じたことをたくさん盛り込んで書いています。ハワイという,東西の文化が絶妙に混じり合いながら,海と山がすぐそこにある自然にも囲まれた場所は,タイチーという中国伝来の身体術を練る,絶妙な場所のような気がしています。

2016年7月 スティーブと