2018年3月21日

陽ヨガ

最近,ヨガに凝っています。

先日は,オダカヨガというのと,イシュタヨガというのにチャレンジしてみました。いずれも,よく動く(筋肉を使ったり伸ばしたりする)ヨガであり,陰ヨガに対して「陽ヨガ」と呼べると思います。

オダカヨガは,まるでダンスや舞踏のようなヨガです。素人である僕にとってはかなりの運動量であり,柔軟性や動きの柔らかさも必要とするため,動きを真似るので精一杯でした。見るとやるのでは,全然違います(笑)。一方,イシュタヨガは,ハタヨガベースのいわゆるヨガらしいヨガだと思いました。ただ,あんまりポーズを完成させることは意図していないようなので,身体には優しい方です。しかし,いわゆるヨガらしいヨガ(ハタヨガ)は,やっぱりかなりの運動量であり,疲れます。

まともなヨガの先生ならば大概,正しく動かせるようになってくると疲れない,筋力はそれほど要らない,と言います。実際,そうだと思います(無論,骨格上,できないポーズや動きもありますが)。だからヨガの修行は楽しいし,そうやって自己の身体に気づいていく,動きや形やエネルギーを発見していく喜びが,ヨガにはあるのだと思います。その過程が,自己との対話であり,存在の認識につながるのだと思います。

ただ,その上でさらにいえば,どうやって自己の身体に向き合っていくかを考えたときに,それこそ,向き不向き(好き嫌い)はあると思います。つまり,ヨガのどの流派や方法論や考え方が自分に向いているかは,人それぞれ,違います。つまり,努力すれば誰しもが同じハードルを越えられるかというと,必ずしもそうではない,ということです。

きっと,到達するところは同じかもしれませんが,そこへ辿り着くルート(あるいはハードルの種類)が違うのだと思います。だから,あんまり無理はしないで,その人に合ったヨガをやれば良いのだと,改めて思いました。こういうのは,いろんなヨガをやってみないと分からないので,オダカヨガとイシュタヨガのチャレンジは,僕にとってとても良い機会でした。

今のところ,僕には,陰ヨガが合っています。静かにじっとしているヨガです。経絡や気などを重視している点も,とてもフィットしています。

ヨガはヨガでも,本当にいろいろあります。これからも,機会があれば,いろんなヨガを試してみたいと思います。

2018年3月11日

経絡YOGA

またもや無謀にも,ヨガ指導者養成講座に申し込み,行ってきました。今度は「経絡YOGA」です。しかし,今回のこの講座は,非常に良かったです!

まずもって,「経絡YOGA」の考案者であり講師である高村マサ先生のお人柄が良い。その物腰柔らかなお人柄から醸し出る説明の分かりやすさ。短い時間の中で明確かつコンパクトに要点を伝え,一方で,重要なところは何度も繰り返しつつ,丁寧に学習の定着を図る。だから,講座を受けていて楽しい。

ヨガの解剖学.com
http://yogakaibougaku.com/


おかげさまで東洋医学やヨガの知識の深さや広さを知ることができました。2日間で東洋医学を学びきることはもちろん不可能なわけですが,その要点を知り,アプローチしていく入口あるいは端緒のようなものを得ることができました。本当に充実した2日間でした。

「経絡YOGA」とは,簡単に言えば,東洋医学(五行陰陽,経絡・経穴,気など)を背景に,ヨガのアーサナ(ポーズ)を行うものです。そもそも,アーユルベーダも中医学も東洋の伝統的なアプローチであり根っこは同じでしょうから,何か全く別のものをミックスさせて新しいものを創造したわけではなく,理論的にも実践的にも相通じています。例えば,東洋医学における気は,ヨガではプラーナ。経絡はナディ。その意味で,「経絡ヨガ(Meridian Yoga)」というものは一般用語(ヨガの種類)としてあるわけですが,マサ先生の考案した「経絡YOGA」は,マサ先生にしかできないものであり,その意味ではオリジナリティが高い。

東洋医学に興味関心のある方,ヨガに経絡の知識を加えたい方,是非,マサ先生の講座を受講することをオススメします。絶対に良い。絶対に損はしないです。