2020年7月27日

長梅雨

九州から中部にかけての西日本は大雨が続いています。関東もなかなか梅雨が明けません。こんなに梅雨が長いと感じたことは(昔もあったかもしれないけれど,とうの昔に忘れてしまっていて)今までにないのではないでしょうか。

「経験したことのないような」という表現がここ数年の自然災害を受けて気象庁発表用語で使われています。これ自体は国民に甚大な被害が生じる可能性に対する注意喚起をするためだと思いますが,まさにこの長梅雨も経験したことがないような長い雨です。

ちなみに,記憶は薄れるものですし,人によって様々な経験をしてきているでしょうから,「ような」を付けずに「経験したことのない」と断定すると,いやいやそんなことはないぞという反論も出てこようものです。だから念のため「ような」を付けているんでしょうか。あるいは,その気象現象が一定の終息を迎えないと過去の記録と比較検討できないから,暫定的に「ような」と付けているんでしょうか。

たぶん科学的な観点から後者が正解だと思うのですが,前者のような反論をする頑固な爺さんを想像すると楽しい。雨は雨で良いのですが,さすがに今年は長い。そろそろ晴れて欲しいです。



2020年7月8日

自然

コロナで日本全国たいへんな状況の中,九州方面から中国・四国・中部の方まで豪雨被害が甚大です。今は視聴者提供の動画が豊富なので,河川の氾濫状況や土砂崩れの状況が連日,目に飛び込んできます。命を落とされた方のニュースはもちろん,家屋を流されたり浸水してしまったりした映像を見ると,心が痛みます。

我々人間は自然の一部であることを痛感します。何かしたいけど何もできない自分に歯がゆさを感じつつ,しかし,自分なりにできること(自分だからできること)を模索していこうと,思います。