2018年5月26日

靴は大事?

長いこと膝(特に左膝)の調子がイマイチよくなく,消炎剤塗ったり,接骨に行ったり,サポーターをしたり,寝床での寝方を変えたり,歩き方に気をつけたりと,いろいろ試してきました。一応,観念して整形外科に行って見てもらいましたが,骨や軟骨には異常はありません。消炎剤をもらっただけでした。一方,接骨の先生曰く,たぶん靱帯を慢性的に痛めていて,稽古をするたびにまた痛めるから結局治らないのではないか,ということでした。

ただ,そうかと思って,多少稽古の量や質を緩めてみても,それほど変化はない。確かに,ちょっと多くやったときの翌日なんかは痛みは増しているから,関係なくはないでしょう。しかし,稽古の仕方,特には立ち方や足の向きや力の入れ方などが悪いのかと,いろいろと立ち方や足の位置を工夫してみても,それほど大きな違いはない。

(なお,そうやって,痛みがあるから,いろいろと立ち方や足の位置を工夫するということは,それはそれで面白く,ある意味,怪我の功名とも言えるかと思うのですが・・・痛くなくなれば痛くないに越したことはない:笑)

とにかくいろいろあれこれ試してなかなか治らないのが,左肩の痛み(肩こり)と左膝の痛みで,左肩は10年ぐらい前から(30代中頃から),左膝は4年ぐらい前から(40代になってから),なんとなく続いています。

そこでハタと気がついたことがあります。

この10年間ぐらい,唯一,変えずに全く同じことを続けているものがあります。それは,「靴」でした。コンバースのハイカットを,もうかれこれ10年以上ずっと履き続けています。足が幅広なので,大きめのサイズのコンバースを緩く履いていたのですが,もしかしたら原因はこれかもしれません。

だいたい素人的に考えても,足下が緩ければ必然,膝でバランスを調整をしようとするわけで,もしかしたら自分は10年以上かけて膝にじっくりゆっくり負担をかけてきたのかもしれないと思ったわけです。

この発想は,突然湧いたわけではなく,紐靴でない夏用の涼しげな靴をたまたま店頭で見かけて「かっこいいなぁ」と衝動買いをしてしまったのですが,しかし「ああ,やっぱり緩めの紐靴でないと足が痛いなぁ,やっぱりコンバースか」と思って履かずにいたのです(これまでもそうやっていくつも靴を無駄買いしてきました)。ただ,そこでふと膝のことが頭に思い浮かび,もしやと思って履いてみているところです。足は締まって痛くても緩くない靴の方が,膝がぐらつかないよなぁ,と。

ですので,現在,実験中。

さて,10年かけて膝に負担を掛けてきたことを思えば,数日間で効果が現れるとは思えませんから,少し気長に実験を続けたいと思います。ちょうど夏で,その夏用の靴は涼しくて蒸れにくいのもありがたい。ちょっと若者風で,足先も軽やかになる。

後日,靴レポートがなければ,靴は関係なかったとご想像ください(笑)。