今日はわたくしの,52歳の誕生日。
ガンプラ,作ってみました。1/144ジオング。
しかし,今のガンプラって,すごいね~。素人でもきれいに完成するし,最初から色も付いてるし,いろんな箇所がよく動くし。ジオング,指まで動くぞ。
四十何年前とはエライ違いです。
ザクとかグフとかドムとかゲルググとかズゴックとか,少し迷いましたが,やっぱりまずはジオングかな。なんとも禍々しいよね~,このフォルム。
今日はわたくしの,52歳の誕生日。
ガンプラ,作ってみました。1/144ジオング。
しかし,今のガンプラって,すごいね~。素人でもきれいに完成するし,最初から色も付いてるし,いろんな箇所がよく動くし。ジオング,指まで動くぞ。
四十何年前とはエライ違いです。
ザクとかグフとかドムとかゲルググとかズゴックとか,少し迷いましたが,やっぱりまずはジオングかな。なんとも禍々しいよね~,このフォルム。
(原題:My Dictator)(韓国,2014)
『殺人者の記憶法』(2017)のソル・ギョング主演。1972年,南北朝首脳会談に先立って,予行演習をするために北朝鮮の金日成になりきることを徹底的に仕込まれた無名の役者キム・ソングン。結局,予行演習は実現しなかったが,役に飲み込まれて徐々に自己のアイデンティティが混乱していく。それから22年後,マルチ商法で借金まみれになっていた息子のテシクは,実家の土地を売るために,今は老人ホームにいるソングンから実印の場所を聞き出すために,一緒に実家に戻ってくる。
★★
(原題:Antebellum)(アメリカ,2020)
そうか~,そう来たか~。ヤバい映画,観てしまった。antebellumは,「戦前の,戦争前の」,特には「南北戦争前の」という意味。身の毛のよだつお話です。
タイトルの意味が分からなかったので,一体どういう話なのかよく分からず,食わずじまいでしたが,ようやく観て,なるほど~,こういう話か,こりゃ,早く観れば良かった,と思ってます。こわい。おぞましい。ぞっとする。肝が冷える。胸が痛い。
とりあえず,観てみた方が良いです。もっと良いのは,可能であればこれを観る前に,黒人奴隷を売り買いする南北戦争前のアメリカ南部社会を描いた問題作『マンディンゴ』(1975)を観ておくことです。
★★★★
大西洋一 2021 学陽書房
まぁ,全体的には面白かったです。法曹の世界のややマニアックな話。
勝手なステレオタイプ的な想像で,こういう,シニカルなことを書くような人のイメージとして,見た目は中年のむさくるしけど老獪な親父風で,屁理屈を理屈で通す,でも頑固過ぎて弁護士業務ではあんまり儲かっていない,そんな濃いキャラをイメージして途中まで楽しく読み進めていましたが,ふと気になって,ネットでどんな年齢のどんな顔の人なのか見てみたら,な~んだ,普通に二枚目のイイ男ぢゃねぇか(※)。しかもたぶん,やり手の弁護士なんだろうなぁ。で,やり手の二枚目だと分かった途端,ちょっと楽しくなくなりました。なんだろうね,これ(笑)。
※・・・良く見たら,本の最後の著者紹介のところに写真が載ってました。
二枚目が毒舌を吐くのは,それはそれで別に良いんだけど,二枚目なんだからわざわざ毒舌吐かなくても良いのに,と思う節があって,その背景には,毒舌を聞くのがある種の快楽だとすれば,その快楽をもたらしてくれる人は,その人が毒舌を吐きたくなるような報われない人でなければならない,そういう人が吐くから聞く側が快楽となる,というような偏見の構図が(少なくとも僕の中には)あるからな気もします。古くはビートたけしや最近ではウエストランド井口みたいにね。つまり,二枚目として報われている人が毒を吐いても,聞く側はあんまり笑えない,なぜなら単なる嫌味に聞こえるから,でしょうか。だって,「やり手」の「二枚目」の「弁護士」ですよ。
と,本の中身とは関係ないところでいろいろ思いが広がる本でした。いや,この人の書いていること,実際,一つ一つ,面白いですよ。視点も冷静で客観的で説得的だし。だから,法律的な観点から見た,シニカルなエッセイなんか書いたら,売れるんじゃないかな~。僕は買いますよ,買います。