2022年11月7日

身体の痛みと心

4回目のコロナのワクチンを打った翌日,一日,頭痛と筋肉痛・関節痛様の痛みと倦怠感でなんとも言えない気分でした。翌々日は少し良くなりました。

こういう痛みと倦怠感があると,何もする気が起きない。今回はモデルではなくてファイザーだったからか,副反応は比較的弱かったけれど,うっすらと(しかしそれなりに)痛い状態が続いていると,何もできない(していない)自分,あるいは,時を無駄に過ごしているような状態に,欝々とした気持ちになる。

身体の(健康)状態が心の(健康)状態に大いに関係している,というか,前者が後者の基盤になっていることは,いろいろな研究や理論や思想から分かっている。身体が健康でないと心は健康になりにくい。

だから,もし慢性的に痛みや倦怠感がある人は,きっとひどく抑うつ的になることは想像に難くない。もしこのコロナワクチン接種翌日のような状態がずっと続くと思うと,なんともいえない暗い気持ちになる。1日でこんなに暗澹たる気持ちになるのだから,慢性化したらさぞや気分は重たくなるにちがいない。


かくいう僕の普段はといえば,コロナワクチンの副反応とは別に,首や肩の痛みが慢性化している,というか,痛みのない日はない。ただ,耐えらえないほどの痛みとか,常時感じる痛みというほどではない。サロンパスを僧帽筋や首に貼って講義をしている僕の姿は,学生にはおなじみではないだろうか(いや,学生もオッサンのそんなところ,誰も気にしてないか)。

膝の痛み(特に左膝)は,だいぶ良くなった。膝皿のマッサージは良いと思う。レントゲンやスキャンでも特に問題(半月板損傷など)は発見されず,整形外科(でヒアルロン酸注入したり)とか整骨院(で電気通したり)とかリハビリ(でマッサージやストレッチングしたり)とかでいろいろとやってもなかなか良くならない方は,膝の皿をマッサージして柔らかくすると,歩くときや動くときに違和感が減るかもしれない。人それぞれ症状は違うので,これが絶対効く,というわけではないけど,試してみると良いかと思う。

なお,膝皿マッサージと,やはり大きいのは,足に合った「靴」である。ようやく自分の足に合った靴が見つかり,今,歩いていて違和感は全くない。もしかしたら,その方が大きいかもしれない。あと,グルコサミン・コンドロイチンの錠剤も飲んでる。10年来左膝の痛みに悩んできたけど,あれこれやって,だいぶ良くなった。うん。

ちなみに,長年やってきた空手や太極拳は膝に来ますが,杖道は膝が痛みません。今はすっかり杖道だけに精を出しています。やはり,中腰や屈伸した状態で姿勢を保つ空手や太極拳の場合は,自分の技術的な稚拙さもそうですが,体形や骨組みの個人差によって,痛みが出る人と出ない人がいるのではないかと思う。


頭痛もち(偏頭痛)の僕は,コロナワクチンの副反応の頭痛は,まぁ,慣れたものだといえば慣れたものだが(偏頭痛の痛みとまた違うけど),やっぱり,痛いものは痛い。あと,筋肉痛・関節痛と倦怠感は,なかなかつらい。重い痛みが慢性化している人の気持ちをちょっとだけ想像する日でした。

身体の健康が心の健康の基盤である。整えていきたい。

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