2015年7月21日

師の動き

Tai Chiの師であるSteveの動きは,イメージで持っていたものよりも,ずっと柔らかく優しくゆっくりでした。このくらいだと思って稽古していたよりも,ずっとそうでした。

なので,今までよりももっと柔らかく優しくゆっくり動く必要があります。イメージに沿って1年やってきましたが,段々と固く速くなっていたようです。

他にも細かいところでは自己流で動作を埋めているところもたくさんあったので,やはり,武術は定期的に師について稽古しなければいけないなと,思いました。

Steveに,僕のどこそこがいけないとか,これこれが違っていると指摘されるわけではないけれど,Steveの動きを観察して真似る中で,違いを自覚することができます。


ところで,空手でも何でも,武術はだから,師の動きをいかに観察するかが重要だと思います。そういう意味では,そうして観察しようとする意図あるいは動機を持っているか持っていないかで,その人の術の上達は大きく変わります。

観察する力ももちろん大切ですが,そもそもにおいて,まずは師を徹底的に観察して真似ようとするその根本的な意図・動機がない人は,当たり前ですが,まったく上手くなりません。道場や稽古場で見ていると,年齢や性別にかかわらず,そういう人がけっこう多い気がするのは,気のせいでしょうか。

師を見ず真似ないで,何をどう上手くなろうとしているのだろうか。

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