2020年5月11日

緊急事態宣言が延長され,活動自粛が長期化し,じわじわと疲労が蓄積されてきたように感じます。激しい運動をしているわけでも,ひどく難しい作業をしているわけではないですが,日常生活も仕事もいつもと違う(経験のない)変則的な活動をし続けることは,意識的にはなんとか平静を保っているつもりでいながら,ゆっくりと心身にダメージを与えているのかもしれません。災害ストレス下では,初期段階で心身がストレスに対処するために多幸感を生じることがありますが,そのハイな興奮状態が過ぎて,疲労感が前面に出てきた感じです。

先の見えない不安も大きいですが,人間は,自由な活動を制限されると,身体の中に澱のように負の気が溜まっていくのかもしれません。負の気を出して,正の気を取り込もう(あるいは,負の気を正の気に変換しよう)。

気は,物理的には在りませんが(物理的に計測しようという「科学」を追求している人もいますが,私は,いくら追求しても測定はできないと思います),主観的な感覚としては在ります。まぁ,在るような気がする(まさに「気」がする!)だけですけれど。

これは,元気の素(元「気」!)や病気の素(病「気」!),生命的なエナジーの元として感じられる,いわば「活力」のようなものなので,これを調える。このエナジーを丹田に蓄えていく。そういうイメージで身体を練っていく。

長期的な自粛状態に,わずかでも身体を調整しながら,適応していければと思います。

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