2021年2月19日

スカイライン―征服―

(原題:Skyline)(アメリカ,2010)

ある晩,高層マンションで誕生日の宴の後。外にまばゆい光が差し込むと,それは宇宙人の地球征服の始まりだった。侵略モノとして,都市(舞台はLA)に次々と飛来する母船。タイトルの「スカイライン」は地平線って意味ですが,高層マンションの屋上から観る宇宙人の大侵略の様子を指してるのでしょう。

マンションの部屋から見ると,侵略者は次々と「地球人」を吸い上げている。母船から出てきた飛翔体は「地球人」を一人一人狙い,追いかけてくる。発光する青白い光を見ると,吸い寄せられていく。どうも「地球人」(人間)をかき集めているようだ。

圧倒的な力で侵略してきた宇宙人たちには,小型のイカ型?飛翔体と大型の人型?怪物がいて,どっちの動きも映像もリアルです。軍との戦闘もなかなかリアル。ビルを昇ってくる怪物の動きもリアル。プロットはほぼ無いに等しいですがエイリアン侵略パニックとして(90分だし)全く飽きずに観ることができました。しかし,とにかく宇宙人の方が兵力は格段に上で,しかも,なんと再生する能力もあるみたい。人類はほとんど反撃できません。嗚呼,これじゃかないっこないわ。

宇宙人の発する青い光に当てられると吸い寄せられるんですが,どうも途中で運良く光から脱出すると宇宙人の力と感応するのか,何かしら「力」を得るようです。これがどうも,続編の「スカイライン―奪還――」につながる要素なのかもしれない・・・。

続編はすぐに作られているわけではなくて,2017だから,随分時間が経ってからです。だからある意味楽しみです(果たしてどんな風に展開しているのか)。この「征服」は,最後はちょっと悲しい感じで終わります。

★★


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