2024年2月26日

ローラーボール

(原題:Rollerball)(アメリカ,1975)

うううむ,なんだこれ。しかし,これって多分,けっこう有名な映画だと思うんで(2001年にリメイクもされてるしね),観てみましたが,イマイチよく分からん。中心となるストーリーの軸である「主人公はなぜか引退を迫られる」ってのを支える理由が最後までよく分からん。「管理社会になって平和になったから,人間は暴力を求めてる」ってメッセージは,まぁ,そういうことなんだろうけどね。主人公に引退を迫る理由が,結局,よく分からず終いなんだよね。「管理社会だから理由は教えない(永遠に謎)」とか「管理社会は結局,誰が管理してるか分からないから,誰の命令なのか分からない」とか,って無茶な理屈なわけ?いつか種明かしされるのかと思って最後まで観ましたが,よく分かりませんでした。消化不良。いいのかこれで。

唯一興味深かったのは,東京チーム。選手は皆,空手と合気道の使い手(笑)。応援するファンは正拳突き。ローラースケートを滑るときの東京チームも正拳突き。こんなに危ないゲームなのに,なぜか東京チームには眼鏡キャラが2名。鉢巻には「風」って書いてある。いいなぁ,この,コテコテの古典的日本(人)ステレオタイプ。

そういえば昔,「ローラーゲーム」ってのがあったよね。ああいう時代だよね。


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