2021年12月11日

ランボー ラスト・ブラッド

(原題:Ranbo: Last Blood)(アメリカ・スペイン・ブルガリア,2019)

「ランボー」シリーズの第5弾で,たぶん最後の作品。御大シルヴェスター・スタローンは1946年生まれなので,公開時はなんと76歳!!そうか~,76歳でこのアクションか~。信じられん。

シリーズ最初の作品『ランボー』は,邦題こそ「ランボー」だが,そもそもの原題は「First Blood」。だから今回の副題は「Last Blood」。first bloodは直訳すれば「最初の血」という意味ですが,これはボクシング用語で”Who drew first blood?”(最初の血を引き出したのは誰だ?→先に手を出したのはどっちだ?)から来ているみたいです。『ランボー』が,まさにそういう話ですからね。先にちょっかいを出したのは警察の方だ,というわけです。実際,映画の中でも"They drew first blood, not me"と言っています。

今回のラスト・ブラッドも,せっかくアリゾナの牧場で静かに暮らしてたのに,子ども(孫?)同然の娘をメキシカンマフィアに誘拐されたジョン・ランボー老人は,娘奪還に突入するわけです。

老人だと言っても,数々の受勲歴を持つ最強の元陸軍特殊部隊(グリーン・ベレー)。ただの老人だとなめてたメキシカンマフィアの末路は悲惨です。映画としても,観る側はもう,よくよく知っているランボーですから,とにかく,そこんところを徹底的に描いています。人体破壊殺戮描写が半端ない。

★★


0 件のコメント:

コメントを投稿