2014年11月14日

歩く2

ロルファーの藤本靖さんの本を読んだ。『引っぱって,ゆるめて疲れない身体になる方法』。書評は,「本と知」のブログの方で。

さて,本書に,歩き方について書いてあった。グッドタイミング。さて藤本さんは,疲れない歩き方をどう考えているか。詳しくは本書を見てもらえれば良いのだが,結論を言うと,「でんでん太鼓」のように,手を振って歩く,である。

でんでん太鼓。

そう。でんでん太鼓と言えば,スワイショウです。そうか。そういうことか。
要するに歩くのを,スワイショウだと思えば良いのか。スワイショウウォーキング!

確かにスワイショウは,体軸を中心に据えながら,体幹の筋を使ってバランスよく振ることが求められるし,また,そこんところが鍛えられる,非常によくできたシンプルで奥の深いエクササイズだ。この,スワイショウを歩きながらやるつもりで良いのかもしれない。

藤本さんは,もちろんスワイショウとは書かずに,でんでん太鼓のように,と書いているだけですが,良いヒントになりました。試してみる価値ありです。

なお,前回書いた,足を上げながら行進するように,というのはどうも間違いでした。疲れないけど,かなり意識しないと歩けないし,そもそも,なかなか前に進みません(笑)。

基本は足(足首以下)は真っ直ぐに,というのは正しい。それにもう一つの基本は,やはり後ろに蹴り出すのが良いみたい(推進力は出ます)。でも,あんまり「蹴り出そう」と意識しすぎると,これまた疲れます。ふくらはぎと裏ももの筋肉が張ります。だから,その場合はもう少し柔らかく,優しく,穏やかに,自然に。

これにスワイショウを加えて歩いてみよう。スワイショウウォーキング。(と思って検索したら,やっぱり,そのまんま「スワイショウウォーキング」と表現して実践されておられる方がいました。)

なお,ネットで検索するに(とある本にも書いてあったりする),「太極拳歩き」とか「タイチーウォーク」というのもある。ただこれはまたこれで,どうもちょっと違うものを指しているようなので,またいずれ,調べます。

いろいろ広がるなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿