2020年8月26日

糸東流空手術 稔真門

私の空手の師匠であります小林真一先生の「稔真門」ですが,このコロナ禍の中,徐々に活動を再開しております。世の中仕事も生活もなかなか難しい状況であり,こういう中で新たに空手を始めよう!という人はなかなかいないかもしれませんが,「ウィズコロナ」ということで,できる範囲のところで新しい形での稽古を柔軟に模索しながら続けるのが,「武道的」というものだと日々,感じています。

稔真門 公式サイト → https://www.jinshinmon.jp/

トップページで,小林先生のサンチン,テンショウ,ハウファのダイジェストが見られます。稔真門では,空手「術」の本質である形(型)をひたすら稽古します。形(型)を延々と反復し,身体に染み込ませ,その一方で,形(型)の意味を考え,分解によって理解します。そうしてひたすら術を極めていくことが,翻って,やがて「道」となります。

ですから,最初から空手「道」と名乗るのは,よ~く考えたらおこがましいわけです。「道」と名乗るのなら,「道」とは何かを分かった上で名乗るべきだと思うからです。分からないなら名乗るべきではありません。稔真門では,ですから,空手という沖縄発祥の「術」の稽古をしています。

ずっと巣ごもりを続けることも一つの選択ですし,少しずつでも工夫しながら活動を広げていくのも一つの選択です。選択は色々あって良いと思います。



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