2022年1月27日

ディヴァイン・フューリー/使者

(原題:The Divine Fury)(韓国,2019)

divine furyは,「神の怒り」とでも訳せましょうか。原題のカタカナ読みより,もっと良い邦題を付ければ良いのに。「怒りの神拳」とか(ダサいか:笑)。展開もだらけず,けっこう面白い映画でした。エクソシスト対悪魔のアクション映画です。悪魔に取り憑かれた人の取り憑かれっぷりが,非常に良かった。最終の敵ボスも,気持ち悪くてなかなか良かった(気持ち悪くて良い,ってのも何ですが)。

小さい頃,ある事故で警察官の父を亡くしたヨンフ。神に祈ったが父は助からなかった。それから神を憎むようになった。成人して総合格闘技のスターになったあるとき,右の掌に身に覚えのない傷ができ,毎夜,うなされるようになる。原因が分からず,とうとう知り合いの霊媒師に診てもらうと,その霊媒師は自宅から見える教会に行けという。

韓国はキリスト教徒が多いので,街に教会があるのも自然だし,神父がいるもの自然なので成り立つ映画だと思いました。日本なら陰陽師とか密教系の加持祈祷師が出てくるところです。

★★

0 件のコメント:

コメントを投稿