2014年10月4日

授業

昨日,学部の授業と大学院の授業がそれぞれありました。10月から始まる秋学期(後期)の初回オリエンテーション。午前中に学部,午後夕方に大学院。

それで,どちらも,身体技法をやることにしました。正式な科目名はどちらも「臨床社会心理学」ですが(学部はこれに「演習」と,大学院は「特講」と付きます),他の言い方をすれば身体心理学実践実習。というか,見た目はほとんど体育(笑)。身体を通して臨床社会心理学的な種々のテーマを<実践的に理解>する,ということが目標。

果たして学生はみんな,ついてこられるか。いやまぁしかし,どんな授業でもついてこられる(こちらの意図に沿って理解をちゃんと深められる)学生とそうでない学生はいるので,全員ついてこられないとしてもそれは不思議ではないけれど。

心理学に限らず,大学の授業は,机に坐って,教科書や資料やレジュメとにらめっこし,最近では先生や発表担当者のパワポの電子紙芝居をぼんやりと眺めながら,あれこれ考えたり質問したり答えたり,あるいはうとうと寝たりする,ってのが普通の一般的な風景ですが,他の授業が全部それだから,僕ぐらいはヘンテコな授業をしても面白いだろうと思って,すっかり見た目は体育な授業。昨日,学部の方は,お試しに軽く身体を動かしました。

しかし,なんていうか,机にずっと坐って話を聞いているのはどうもすぐに眠くなるようで,得てして学部学生だけれど,通常の講義や演習だと,狭い教室の中でどんなに近距離で話をしていても,1割は必ずうとうと寝てます。いや2割かな(笑)。(大学院の授業で寝るヤツは,あんまりいませんが,皆無ではない)

まぁ,よっぽど僕の話が眠気を誘うほど退屈なのか,はたまた僕の美声が心地よい子守歌に聞こえてくるのか分からないけれど,よく寝るね~しかし,若者は(笑)。そんなに眠いなら,寝て良いよ。おやすみなさい。安らかにお眠り。きっと,夜な夜な寝ないで深夜バイトや遊びに夢中なのかもしれないからね。

だから,身体を動かし続ける今回の授業形態では基本的に,寝る学生はいないことになります。いや,ただ,坐禅や死体のポーズもやろうと思うので,そのときはリラックスして,寝るだろうな,きっと。それはそれで,まぁ,良いことではあります。

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