2022年5月2日

将棋の地元サークル

将棋を始めて1年ぐらいになるでしょうか。ふだんは将棋アプリでオンライン対戦をしたり詰め将棋をしたりしていますが,やっぱりやってみたいのは生身の人間との対戦。

近くにある有料の将棋センター(道場)に行けば間違いなくできるわけで,いずれ行ってみようとは思いつつ,なかなか敷居が高い。知らない人ばっかりだし,きっと上手な人ばっかりだろうし。じゃあ,近所でやっている同好会はどうかといえば,そちらはそちらで古くからの会員がいる中に入っていくのもこれまた敷居が高い。要するに,どちらにせよ人と接すると気を使うわけで,だったら生身の人間とやりたいと思うこと自体矛盾しているわけです。でも,やっぱり一度ぐらいはやってみたい。

そう思ってたまたま近所で将棋サークルが新しく開かれることを知り,参加させていただきました。小さい子中心ですが大人も数人。主催者の若いご夫婦はたいへん良い人たち。アプリを介してではなくリアルに対戦できて良かった。しかし反面,やっぱり,人と関わるから気を使います。初対面の人と勝負するってのは,なんとも気を使います。

というのも,どんなところにも,感じの良い人と悪い人,やりにくい人とやりやすい人がいる,ということ。センターや同好会に行くのをためらうのは,結局,人と関わるのが面倒臭いからであり,人付き合いの面倒臭さというのは,特にゲームという勝敗を競い合う状況でそれは増幅される,さらにそれが初対面の場合にはもっと増幅される,そんな気がするからです。そして案の定,思った通りでした。難しい。

確かにゲームは遊びだけれども,スポーツと同じく勝負ですから対戦相手をリスペクトすべきですが(それがスポーツマンシップの根幹),尊重や思いやりに欠ける人ってのは,残念ながら一定数存在する。

特にボードゲームの場合,手足と口は自由だから,態度や言葉一つ一つにデリカシーのない人と当たるとなんとも気分はよろしくない。体を動かすスポーツの場合だと,そんな無駄口を叩いている暇はないんだろうけど(笑)。

というわけで,自分はやっぱり人付き合いは苦手です。面倒臭い。社交性があるように思われがちですが,それは人と接することが強くストレスフルに感じていることから来る防衛的態度であって,過剰に気を使ってます(気の使い方が適切かどうかはともかく)。

なので,やっぱり自分はなるべく人と関わらないようにするのが良い,ということを再認識しました。だから,行って良かった。いつかセンターで指すためにと勉強したり練習したりしてきましたが,今は,アプリでのオンライン対戦で十分満足な気がしています。


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