2022年3月10日

The Witch 魔女

(原題:The Witch: Part 1. Subversion)(韓国,2018)

ある特殊な施設で育てられた少女が,命からがら施設を脱走する。子どものいない,田舎で酪農を営む夫婦に助けられた少女は,その夫婦の娘として育てられ高校生になった。厳しい家計を助けようと,アイドルのオーディション番組に応募してテレビの前で歌った少女は,特技として手品を見せる。すると,怪しい人物たちが次々と彼女の前に現れるようになる。

副題が,"Part 1. Subversion”とありますから,まず,Part 2があるということ,つまり,Part 2の制作まで企画が通っているということですから,企画・制作側も自信作?ということですよね。これって,自分でハードル上げちゃってることにならないのかな。普通は,映画が当たってからPart 2を作ることが多いわけですから,Part 1で当たらなかったらPart 2は非常に厳しいでしょう(場合によってはお蔵入り?)。そういう意味で,この前のインドネシア映画『グンダラ』は大丈夫なのか?とこちらが心配してしまいます。明らかにPart 1なのに(続編を意識し過ぎた曖昧な前振りや伏線がいくつもある),次を観たいと思わないビミョーな内容でした。頑張れグンダラ!

果たして今回の『The Witch 魔女』は,とりあえず,次を観てみたい,つまり,企画・制作側の思惑通り,Part 2を観たいと思わせるような内容でした。Part 2は,すでに撮り終わっているようですが,公開は2022年の後半と言われています。

なお,副題のsubversionは,「転覆」「破壊」という意味ですね。

★★★

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